思い切って退職したまでは良かったのですが・・・

こんにちは!tokiといいます。

いきなりですが、今年30年勤めた会社を退職しました。

仕事はというと宝石や高級バックを小売りする販売会社で営業部長をしていました。その地位まで上り詰めて何で急に辞める必要があるの?と思う人もいるかもしれませんが、宝石や高級バックを売る仕事というのは一見華やかに見えますが、実はとんでもない苦労があるんです。

長引くデフレも何とか頑張って乗り切ってはきたのですが、馴染みのお客様も昔のようには買ってくれず、新規のお客様は中々見つからないのが現状で、売り上げづくりに苦労する毎日…

帰りは毎日遅いし、家に帰ってきても仕事のことばかり考えるのにほとほと疲れてしまい、思い切って退職を決意しました。

幸いにも子供達は独立して、今は妻と二人暮らし、妻は近所の親戚の会社でパートの事務をしています。退職したい旨を妻に相談したところ、もうあくせく働らかなくても良いですし、少しのんびりして体を休めて、給料は安くても良いから身体にきつくない仕事見つけたらと言ってくれました。

嬉しかったですね。その言葉が最後の決め手となり退職に至ったわけですが、それでも一月も家の中でごろごろしていたら、妻はまだ働かないのという目で見るようになってきました。

次第に食事の時の会話などにも皮肉というか棘のある言葉も出てくる始末。こればまずいと思い、私は本気で職探しを始めました。しかし50歳の職探しというのは思った以上に厳しくて、履歴書を送っても面接すらしてくれません。

それでもようやく警備員の仕事を見つけました。大きな商業施設の警備で、大手のスーパーから仕事を委託されています。給料は前職の1/3ですが贅沢も言っていられませんからね。それでも妻は満面の笑みで我が事のように喜んでくれました。

ただ仕事を初めて本当に驚きました。そのスーパーに対して警備会社は仕事を頂いているとはいえ、虫けら同然にあつかわれるのです。

もうパワハラなんてものではありません。罵詈雑言、無理難題は日常茶判事。私などは入社して実務が良く分からないのに、毎日罵られましたからね。

それでも私は下っ端だからましなほうです。隊長、副隊長の偉い人達は、スーパーの店長、副店長、総務課長、販売課長の四天王に分刻みであれこれ注文されては何かにつけて怒られ、そして、決まってこんなんじゃ契約打ち切りだなと脅される始末。新米の身にもヒシヒシと厳しさが伝わってきました。

私の業務は何をやるかというと、従業員と取引業者さんの出入管理、簡単に言えば受付係です。あとは巡回と称して、売り場やバックヤードを見回って歩きます。これが非常に退屈なのです。勤務時間は朝5時から24時まで、翌日は明け休みです。

もう一日が長くて長くて仕方ありません。受付と巡回ではやりがいも何もありませんし、周りの同僚を見ても、若いものには覇気がなく、私のような年配の者はこの職場は腐っていると愚痴ばかり。どこにも自分を磨いてくれるような要素は何一つ無い職場なのです。

そんな職場に朝早くから夜中までいて、毎度毎度叱咤激励を頂戴し、愚痴と文句を聞かされてほとほと嫌気がさしてしまいました。そこでこのままでは自分が駄目になるような気がして、2か月で退職しました。

しかし厳しいことに退職したことを妻には言いそびれているのです。妻は私のために朝早く起きて今でも一日3食分のお弁当を用意してくれています。辞めたと言ったら、がっかりして失望するのが目に見えています。

そんな私はというと、行くところも無くてそのお弁当を持ってパチンコに行きます。今ではすっかりパチンコになれてハマってしまいました。お金は小遣いでは足りずに、前職の時に買った18kのネックレスや、プラチナのカフスボタンを買い取り業者に売るなどしてお金を作っるまでになっています。

状況は日々悪くなっています。明日は、明日こそは妻に正直に話そうと思いつつ、また一日が過ぎています。私の人生この先どうなるのでしょうか・・・

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